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【書評】僕らが毎日やっている最強の読み方

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今日ご紹介する本は、テレビ解説で有名な池上彰氏と元外務省の佐藤 優氏の対談本です。
タイトルは『僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意 』。 2016年12月16日に東洋経済新報社から出版されました。

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1.結論『参考程度に読み流す本』

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外交官や国際ビジネスマンの方には、この本はどんぴしゃでしょうけど。僕のような普通のサラリーマンだと、かけ離れた感があります。「新聞は最低2紙に目を通さないと、ニュースの一部しか拾えない」といわれてもですねぇ。そこまで情報収集するこ時間はないそ、と。
「最強のノート術」などという本と同じ。あくまでも参考意見と言いましょうか。それを取捨選択するのは、読まれる方というのがいいんでしょうね。

 

2.印象にのこった部分

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○世の中で起きていることを「知る」には新聞がベース。「理解する」には書籍がベース
○米国の教科書はものすごくわかりやすい。頭から順に読んでいけば学力レベルの低い生徒でも理解できるように書かれている。それほどわかりやすく書かれているのは教師を信頼していないことの裏返し。
○人から情報を得る極意。どんな相手と話す時でも情報を引い出そうと思ったら「はじめて聞きました」という初々しさが必要。

 

 

3.英語の学習法について

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佐藤氏『BBCが英語学習者向けに出しているサイト「LEARNING ENGLISH
もいいですね。英語の単語数を限って、日本の高校1年生ぐらいの英語で読めるようになっています。とくに「Words in the News」というコーナーは、その時々のニュースを題材にして英語を学べる仕組みになっています』

 

4.「スタディサプリ」で基礎知識を強化する

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○佐藤氏『ビジネスパーソンが短期間に基礎知識を強化しようと思ったら、リクルートが2012年に「受験サプリ」としてスタートさせた「スタティサプリ」はすごくいいですよ。受験生向けのオンライン予備校ですが、ビジネスパーソンの「やり直し勉強法」
としても最適です。
●池上氏『どういうシステムになっているのですか?』
○佐藤氏『会員登録して月額980円+税を払うと、高校講座・大学受験生の全科目の講義がパソコンやスマホですべて見放題です。テキストも紙で買うと有料ですが、PDFをダウンロードして自分で印刷すれば無料です。
授業もすべてオリジナルで、「画面越しの講義は眠くなる」と思うかもしれませんが、講師の教え方が抜群にうまくて飽きさせません
●池上氏『佐藤さんもされているそうですが、どのくらいの時間をかけてますか?』
○佐藤氏『多いときは1日2時間、短くても30分は見ています』
●池上氏『(中略)ちなみにどの教科をされているんですか?』
○佐藤氏『世界史はざっと復習するのにいいですね。あと、英語は文法がかなり使えます。前置詞や関係代名詞など、弱いところだけ集中して学べますから。数学は1A、ⅡB、Ⅲのスタンダードレベルとハイレベルを受講しましたが、これを使ってひととおり勉強すれば、現代数学の本も読めるようになります』
●池上氏『英語や数学、歴史など体系的にいちから学び直したいビジネスパーソンにはおすすめというわけですね。それにしても便利なシステムですね』

toyokeizai.net

 

☝︎最後のイチオシ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。今回、ご紹介した『僕らが毎日やっている最強の読み方』。池上氏と佐藤氏の対談形式なので、2時間あれば十分な読みやすい本でした。
この中で紹介されていたリクルートの「スタティサプリ」は日本の高校の700校で導入されるなど、教育現場でも評価されているそうです。社会人の学び直しとして、トライしてみる価値はあるかもしれません。
それでは、また。アディオス!アミーゴ!
NO BUNBOUGU,NO LIFE!

 

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